花畑で寝そべっているかのような心地よい香りと軽い苦渋味、いつまでも
口の中に残る旨みが至福のひとときを演出してくれる最高の一品。
このお茶は中国茶芸では本来、蓋碗で淹れたり、潮州茶芸という古式ゆかしい茶芸で淹れたりもします。
(NPO法人日本中国茶芸師協会の資格取得ツアーでは、潮州茶芸も知ることができます)
さて今回は、気軽に楽しもうと思い、横手の急須で日本茶風に淹れてみました。
日本茶風でも、十分に香りと味を楽しむことができました。ちなみに、急須には取手の位置で上手(うわて)、横手(よこて)、後手(うしろて)という3つのタイプに分かれます。中国茶の場合、後手の急須を使います。日本茶の場合は横手がほとんどです。元々は日本茶も後手の急須を使っていたようですが、湯瓶(ゆへい)と言う湯沸しの道具が横手であったことから、それを代用するようになり、横手の急須が広く普及しました。急須にもそれぞれの特徴がありますが、お茶の量、お湯の量、お湯の温度、浸出時間を気をつけていれば、どの急須でも美味しくいただけます。たまにはいつもと違うスタイルでお茶を淹れてみるのも新鮮でいいですよ。


